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こういう風に出来ている!?自分なりの自作PCを作ってみよう!分かりやすくお話しします【IT関連の記事その9】

パソコンを購入する時、「メモリは16GBは欲しい」「ハードディスクは500GBあれば十分かな」等、自分なりの要望がでてくると思います。

 

自分がイメージする性能が見つかればいいですが、それでも予算の兼ね合いにより手が出づらくなる時もあります。そんな時は自分で組み立てると意外と安くすむケースがあります。

 

今回お話しするのは、デスクトップパソコンを自分で作ってみようというお話です。

 

 

 

自作PCについて

「PCパソコンを自作する」というのは、「自分で必要なパーツを揃え組み立てること」と言えます。そして組み立てられたパソコンを「自作PC」といいます。

自作するという表現よりは、パソコンのパーツを組み立てるというほうが意味合いとして近いかも知れません。

実は自作パソコンというのは一定の利用者や規模があり、マーケットとして存在しています。パソコンの構成やパソコンパーツの役割・現在のテクノロジーの状況などを理解したい方は是非1度自作すると色々な事がわかるようになります。

 

 

自作PCのメリット

メーカー製パソコンよりも安価な場合がある

一般的にメーカー製のパソコンは、ハイスペック(高級)モデル・スタンダード(標準)モデル・エントリー(入門)モデルと分類され、どのモデルを選ぶかによって各パソコンパーツの性能が決まってしまいます。

その点自作PCは、自分が希望するパーツを選んでカスタマイズする事が出来るので、高性能なCPUを使いつつも他のパーツには少し型落ち品を使ったり、パソコンとしての機能が備わっていればある程度妥協しても十分という場合は廉価なパーツで作ったりと、組み合わせ方は無限にあります。

そのため、自作PCでは選ぶパーツのグレードや組み合わせ方によって、メーカー製のパソコンよりも安価に作ることが可能です。

 

 

最新の高性能パーツを利用できる

パソコンというは、新しいモデルが発売される度に性能が上がっていきます。
自作PCはパソコンを構成するパーツを簡単に交換する事が出来るため、新しいパーツが発売されたらパソコン全体を買い替えることなく、その必要なパーツだけを取り替えるだけですみます。

しかし、自作PCで使用するパーツを購入する際には注意点があります。
それはパーツ同士の相性や販売形態、保証期間、保証窓口に注意することです。
最新の高性能パーツを利用する場合、パーツの規格とマザーボードの規格が合っていなければ正常に作動しない可能性もあるため、きちんと購入前に確認しましょう。

また、パソコンに必要なパーツはそれぞれ保証期間が異なります。
長期にわたってパソコンを使うことを想定している方は、保証期間や故障してしまった際の保証窓口も忘れずに確認しておきましょう。

 

 

自分でメンテナンスが可能

自作PCはパーツの追加や取り外しが簡単に出来、メンテナンスも自身で行う事が出来ます。
もしパーツが故障してしまった場合、自分で壊れたパーツのみ交換することが出来るため、費用削減にもなりますし、定期的に本体の蓋をはがして掃除をすれば、故障やトラブルを未然に防げます。

メーカー製のパソコンは、故障した際に自分で組み立てていないため構造がわからない事があります。さらに自分でメンテナンスしてしまうと状態を悪化させてしまうケースも珍しくありません。
それに対して、自作PCであれば自分で組み立てたことから構造も分かりやすく、問題のあるパーツを突き止めることができます。

自分でメンテナンスを行う際は、故障の原因になりうる静電気を発生させないように体にたまった静電気を逃がしてから細心の注意を払って行うようにしましょう。

 

 

自作PCに必要なパーツ

CPU(Central Processing Unit:中央処理装置)

CPUはパソコンの頭脳にあたるパーツで、パソコンの基本性能を大きく左右します。

基本的にCPUがなければパソコンは動きません。

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CPUクーラー

CPUはパソコンを起動させると常にデータの処理を行う為にかなりの高温になります。
そのため、冷却装置が必要になります。
CPUを効率良く冷却させるためにはCPUクーラーが必要不可欠です。

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マザーボード

メインボードとも呼ばれるマザーボードは、CPUやメモリといった各種電子部品をセットする電子回路基盤の事をいいます。自作PCを組み立てる際は、このマザーボードにパーツを1つずつ取り付けていきます。

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メモリ

パソコンで処理するデータが一時的に保管しておくための場所で、主にパソコンの処理速度を高速にする役割を担っています。このメモリが多ければ多いほどパソコンを快適に操作できます。

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SSD(ソリッドステートドライブ)、HDD(ハードディスクドライブ)

データを保存するために必要なパーツです。

SSDは高速で動作が静かですが、価格が非常に高い場合があります。

HDDは大容量で価格がリーズナブルですが、読み書きに掛かる時間が長く、衝撃に弱いです。

SSDとHDDは互いの弱点を補うような関係にあるといえます。特性を知って、用途に合った使い方をしましょう。

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電源ユニット

文字通り各パーツに電力を供給するパーツです。

PCの性能に直接影響しないため重要性が分かりにくいですが、パソコンの動作を安定させるには非常に重要なパーツです。

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PCケース

パソコンのパーツを格納するためのPCケースです。

さまざまなサイズのPCケースが販売されており、省スペースで場所を取らない小型のケースもあれば、拡張性を重視した大型のケースもあります。目的・用途に応じてケースを選びましょう。

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まとめ

いかがだったでしょうか。今回は自作PCのメリットや各パーツについてお話していきました。

 

パーツを集めるだけで一苦労かもしれませんが、パソコンの仕組みや内部を知るには絶好の機会だと言えます。

パソコンをずっと使っていると「ここを変えたい」「もう少し処理を早くしたい」等、いろいろと要望が出てくるかと思います。

 

「オリジナルのパソコンを組み立てて、自分だけの快適なパソコン環境を手に入れてみるのはいかがでしょうか。」

 

次回の記事では、実際に組み立てているところをお話ししたいと思います。

 

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