使い方は無限大!?ブレイクアウトルームについて解説!使い方を分かりやすくお話しします【Zoomの記事その18】
Zoom研修会を行っていると、個別やグループ別にわかれて話をしたい時があるかと思います。そんな時に役に立つのがブレイクアウトルームです。
今回はそんなブレイクアウトルーム機能についてお話していきます。
ブレイクアウトルームについて
ブレイクアウトルームとは、参加者を少人数のグループに分けてミーティングを行う事が出来る機能です。Zoomミーティングの参加者を任意の人数・割り当てでグループ分けを行い、それぞれのルームでディスカッションできるようになります。その為、ブレイクアウトルームは、個別でディスカッションしたい際やグループワークなどに活用でき、最大50個までグループを作ることができます。
ブレイクアウトルームの特徴
Zoomのブレイクアウトルーム機能の特徴は以下の通り。
〇ミーティング内のユーザーを最大50のグループに振り分けることができる
〇1つのグループに最大200名の参加者を割り当てられる
〇参加者はオーディオ・ビデオ・画面共有機能を利用できる
〇ホストのみ、各グループのルームへ自由に出入りできる
ブレイクアウトルームの事前準備
ブレイクアウトルーム機能を使うには以下の設定が必要となります。
これで使えるようになります。
ブレイクアウトルームの使い方
先ほどの設定を有効にすると、Zoom画面にブレイクアウトルームのボタンが表示されます。
そのボタンをクリックすると、ブレイクアウトルームの設定画面になります。
そこで「ルームの数」「自動で割り当てる」「手動で割り当てる」「参加者によるルーム選択を許可」などの項目を選択し、作成します。
「自動で割り当てる」はZoom側がルームの数に応じて自動で参加者を割り当てます。
「参加者によるルーム選択を許可」は参加者が自分が入りたいルームを選ぶことが出来ます。
恐らく一番使うのは「手動で割り当てる」だと思われます。これはホスト側が参加者を任意に割り振る事が出来ます。「手動で割り当てる」を選ぶとルーム設定画面になります。
自動で行った場合は、各ルームに割り振られた状態で上記の画面になります。
手動だと右側にある「割り当て」を選択して、各参加者をルームに振り分けていきます。ルームを追加したい場合は下の方にある「ルームの追加」から行えます。
PC版だとマウスをルーム1の灰色の横バーに持っていくと「名前の変更」「削除」が出てきますので、ここでルーム1の名前を変えたり、ルーム自体を削除する事が出来ます。
また、左下のオプションからブレイクアウトルームの詳細設定が行えます。
ブレイクアウトルームの有効時間だったり、ブレイクアウトルームを閉じる際のカウントダウン等の設定が出来ます。
ブレイクアウトルームを開始すると、参加者画面には通知が表示されます。ここで参加者が参加ボタンを押さないとブレイクアウトルームに移動されませんが、「割り当て済みの全参加者を自動でブレイクアウトルームに移動」にチェックを入れておくと自動で移動となりますので、ここはチェック推奨です。
設定が完了しタイミングをみて「すべてのルームを開始」を押すとブレイクアウトルーム機能が動き出し、各参加者は個別ルームへ移動されます。
ブレイクアウトルームの注意点
また、独立した個別ルームの為、各ルームの会話内容等を把握する事も出来ません。事前にルームリーダーを決めておいて司会・進行をお願いしておく必要があります。
そして、ブレイクアウトルームを作成できるのはホストのみです。共同ホストは出来ませんのでご注意ください。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回はブレイクアウトルーム機能についてお話していきました。
事前に入力・設定・割り振りなど準備が必要な機能ですが、使いこなせると会議や研修会・セミナー等で出来る幅が広がります。比較的メジャーな機能ですのである程度把握はしておいて損は無いです。
目的・用途に応じてブレイクアウトルーム機能を使いこなしていきましょう!
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