Zoomの枠を超えた配信!?youtube等と一緒に配信するライブストリーミング機能について解説!【Zoomの記事その9】
セミナーや発表会を行う際、Zoomだけではなくyoutube等と連動したイベントも増えてきております。Zoomを使うのは抵抗あるけど、youtubeなら簡単に見ることが出来るので参加してみたいと思う方もいると思います。
今回は他アプリと連動したライブストリーミング機能についてお話してきます。
そもそも「ライブストリーミング配信」とは?
インターネットなどのコンピューターネットワークを通じて、生中継の映像や音声などのデータを配信・再生する方式です。主にyoutubeやfacebookなどで使われます。
Zoom有料プランの1つ「プロプラン」では参加可能人数が100名までとなっておりますが、youtubeでライブストリーミング配信を行う事により、100名以上の参加が可能となります。
ZoomとYoutubeでライブストリーミング配信を行うには?
Zoom・Youtube両方で事前準備が必要です。
それぞれ紹介していきたいと思います。
Youtube側の準備
1.googleアカウントの取得
YouTubeチャンネルの開設にはGoogleアカウントが必要です。まずはgoogleアカウントを登録しましょう。
2.Youtubeチャンネルを開設・ライブ配信を有効化する
Googleアカウントを作成すると、自動的にYoutubeのアカウントも作成されます。
開設後、ライブ配信を有効化するには電話番号を入力する必要があります。入力された電話番号に、テキスト メッセージまたは音声通話で確認コードが送信されます。
YouTube画面の右上に「作成」ボタンがありますので、そこから「ライブ配信を開始」を選択します。
電話番号確認画面に移行しますので、必要事項を入力の上、認証を行います。
電話番号の認証が完了したら、YoutubeStudio画面になります。
処理が完了するまで24時間程度かかりますので余裕をもって行いましょう。
3.エンコーダー配信設定
ライブ配信可能になったら配信の準備を本格的に行いましょう。
画面右上の「ライブ配信をスケジュール設定」を選択します
必要事項を入力します。
最後に公開範囲を設定して完了です。
すると、管理画面が表示されます。
ここに表示されている「ストリームキー」情報を使ってZoomと連結を行います。
ちなみに、今回スケジュール設定したYoutubeのURLは、画面右上の「共有」でわかります。
Zoom側の準備
Youtube側の準備が出来たら次はZoom側の準備となります。
1.Zoom設定でライブストリーミング配信の有効化
Zoom設定画面よりカスタムライブストリーム配信サービスの有効化を行います。
2.Zoomミーティングをスケジューリングする
トピック・開催日時・ミーティングID等を設定し、保存します。
3.登録したZoomミーティングの設定にYoutube側の情報を追加する
保存したミーティング情報の一番下に「カスタムライブストリームの設定」がありますので、そこにYoutube側のストリーミングキー等を入力します。
これで準備完了です。
実際にライブ配信をやってみよう
1.Zoomミーティングを開始する
まずはスケジューリングしたZoomミーティングを開始します。
この時点ではまだYoutube側には何も配信されておりません。
2.Zoom→YoutubeStudioへデータを送る
Zoom画面の「詳細」にカスタムライブストリーム配信サービスにてライブ中がありますので、そこを選択します。
これでYoutubeStudioへデータが送られます。
3.YoutubeStudioで配信開始を行う
YoutubeStudio側で配信処理が可能になると、画面右上の「ライブ配信を開始」ボタンが選択可能になります。
選択可能になったら、ボタンを選択し配信を開始します。
配信用のYoutubeURL画面できちんと配信出来ているか確認しましょう。
配信は10秒~15秒ほどタイムラグがあります。すぐに画面を見ても準備中の可能性がありますのでご注意ください。
まとめ
いかがだったでしょうか。ライブストリーム配信サービスについてお話していきました。
Zoomでは気にしなければならない人数制限を気にする必要がなくなりますし、 後日、見逃した部分を見せてほしいなどの問い合わせがあったとしても、迅速に対応することができます。
ライブストリーム配信を使いこなして、動画配信の幅を広げましょう!!
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