気を付けるのはZoom機能だけじゃない!?オンライン会議を行う際のインターネット通信環境について解説!【Zoomの記事その7】
Zoomを行う際に気を付けたい事。それはインターネットの通信環境!!
Zoomって一体どのくらい通信量を使っているの?どのくらいの通信速度があればいいの?
と感じる方も多いと思います。
今回はZoom会議を行う際の通信環境についてお話してきます。
実際、Zoom会議ってどのくらい通信量って必要なの
インターネットを通じて会議を行っておりますので、インターネット通信量は一定数必要となります。自宅や会社で固定回線のインターネット環境が整っていればそこまで気にする必要はないかと思いますが、モバイルルーター等を使用する場合は注意が必要となります。通信環境によっては会議の途中で画面が止まったり、Zoomそのものが操作不能になり途中退出してしまうという事態にもなりえます。
音声通話のみで会議を行った際の通信量
ビデオをオフにして音声通話のみの場合、時間ごとの通信量の目安は次の通りです。
時間 | 通信量の目安 |
10分 | 7MB~8MB |
1時間 | 42MB前後 |
2時間 |
84MB前後 |
音声だけの会議だとそこまで通信量はかかりません。
モバイルルーターだけでも対応できるかと思います。
通信速度も1Mbps以上出ていれば大丈夫かと思われます。
ビデオ通話ありで会議を行った際の通信量
音声+ビデオ映像ありの場合ですと、時間ごとの通信量の目安は次の通りです。
時間 | 通信量の目安 |
10分 | 122MB |
1時間 | 600MB~762MB |
2時間 | 1.2GB~1.5GB |
音声のみと違い、10倍以上の通信量が必要になります。
通信速度も10Mbps以上は欲しいところです。
しかしこれはあくまでも最低限の目安。
通信速度が遅いとやはり画面がカクカクしてしまったり、音声や画像が乱れてしまうこともあるので、もう少し速度が出せる方が良いですね。
大人数でサクサク快適にZoomをするならば、もう少し通信速度があった方が安心です。
そのため、快適にZoomを使いたいなら10~30Mbps程度の速度が出る環境を整えるのがおすすめです。
通信量を抑えるポイント
Zoom会議を行うなかでスマホやモバイルルーターを使う方にとって、無制限契約をしていないと「どうしても通信料が気になってしまう・・・」という方も多いと思います。
また、通信量を抑えると画面が止まったりする事も少なくなり、比較的安定して利用できます。
もし、通信量が気になる方は下記設定を行ってみると通信量軽減につながります。
HDを無効にする
パソコンでビデオ通話をする場合、HDを有効にしていると高画質で表示され通信量の消費が多くなります。その為、HDを無効にすると通信量が抑えられます。
HDを無効にしたい場合は、次の手順で切り替え可能です。
1.画面右上の歯車マーク「設定」をクリック
2.「ビデオ」をクリック
3.「HDを有効にする」のチェックを外す
フレームレートを下げる
フレームレートとは、1秒間で使われる静止画のコマ数を数値化したものです。
数値が大きいほど滑らかになりますが通信量もその分上昇します。
フレームレートを下げることも通信量削減手段のひとつですが、フレームレートを下げすぎると画面が見にくくなるため、うまく調整をしましょう。
次の手順で調整可能です。
1.画面右上の歯車マーク「設定」をクリック
2.「画面を共有」をクリック
3.画面右下の「詳細」をクリック
4.「画面共有を10フレーム毎秒に制限します」にチェックを入れる
実際に映像を確認し、もう少し滑らかにしたい時はフレーム数を増やして調整してください。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回の記事ではインターネット通信環境についてお話していきました。
Zoomを使用するなかで映像がたまに停止する・Zoomそのものの動きが悪くなる等、不安定になるときは、まずインターネットの通信環境を確認してみると良いと思います。
ビジネスや研修はもちろん、保育園・小学校等でもイベント配信が増えてきております。今回の記事が少しでも役立てれば幸いです!
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