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オンライン会見はこうやって行っている!?オンライン配信のセッティングについて解説!【Zoomの記事その6】

Zoomを使ったオンライン配信が増えてきている中で、いったいどのように配信を行っているのか興味がある方も中にはいらっしゃると思います。

実際、そこまで機材に拘らなくても配信そのものは出来ます!!

 

今回はオンライン配信のセッティングについてお話してきます。

 

オンラインセミナーや研修の場合はそこまで機材はいらない

オンラインでのセミナーや研修の場合、参加する方はノートパソコンやタブレットがあれば問題なく参加できると思います。

 

開催する側も同じです。特に気にする事が無ければノートパソコン1台あれば対応できるかと思います。
タブレット等では画面の大きさ・操作性・機能等を考えると使用は控えた方が良いと思います。

しかし、参加していただいている方に聞きやすい声を届けたり、また相手の声をより把握するために、マイクやスピーカーは標準装備のものより別途ご準備した方が良いかと思われます。

 

■シンプルにするなら「イヤホンマイク」

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マイクとイヤホンが一体化になっているもの。
マイクが口元に近い為、多少小さな声でも相手に届きます。

 

■音質を上げるなら「コンデンサーマイク」と「ヘッドホン」の組み合わせ

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より高品質な音でお届けする場合はこちらをお勧めします。
多少マイクから離れてもきちんと音を拾うため、講習や発表を行う時はとても便利です。

 

オンライン配信を何回か経験してみてから機材を揃えると良いかもしれません。

実際に自分が何が必要なのか把握し、それをもとに使い勝手や持ち運び・使用頻度に応じて選ぶと良いと思います。

 

オンライン会見等の大きいイベントは少し大変

自分以外に他の参加者や観戦者がいるときは、外部接続できるカメラ・マイク・スピーカー等の準備も必要かと思います。たくさんの人に声や音、そして映像を届ける必要があるため、マイクやカメラの台数も規模や状況に応じて3~4台ほどいるケースも少なくは無いかと思われます。

 

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基本的に配信PCを中心に外部機器の接続を行っていきます。


■ビデオスイッチャー:映像入力
配信会場の映像を映すカメラ側の管理する機械です。複数台接続する事により映像を切り替えて配信を行う場合もあります。

 

■音響ミキサー:音声

会場用マイクとスピーカーの調整を行う機械です。マイクは有線マイク・無線マイクのどちらかで行われ、配信会場の広さや人数によって変わります。
スピーカーの近くにマイクを持っていくと「キーン」とハウリングが起こるのでご注意ください。

 

■会場用モニター:映像出力

出演者がオンライン映像を確認するために設置されているものです。プロジェクターや液晶モニターなどで映し出します。

 

上記機材を使って配信会場からインターネットを通じてオンライン参加者に配信されます。上記のような大規模な会見を行う際は、無線Wi-Fiモバイルルーターよりも光固定回線を利用した方が安定した配信が出来ます。

 

実際のオンライン会見時の様子

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2021年10月7日(木)に行われた『MINAコインでんきプレスリリース会見』時の写真です。

カメラ4台・無線マイク3本・有線マイク1本・スピーカー2つ・プロジェクター1台・会場用モニター1台と、かなりの数の機材を使って対応いたしました。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。今回の記事では実際に配信する際のセッティングについてお話ししました。

 

ちょっとした機材を導入する事により、飛躍的にオンラインミーティングがやり易くなります。

 

アプリ側の機能を使いこなすことはもちろん大事ですが、より快適を求める際はぜひ周辺機器の方も1度ご検討してみてはいかがでしょうか。

 

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